株を始めるにあたって知っておきたいこと

権利と責任

では今度は株主に焦点を当ててお話してみたいと思います。
株主は会社の株を株券により所有している者とご説明致しましたが、株主にはどんな権利があるのでしょうか。

株主は、株式を有した時点から、その取得した株の株数に応じて議決権を使用する権利や、利益の分配を受ける権利があります。
それ故に、間接的ではありますが、その会社の経営に参加することになります。
また、株主総会に参加し、取得した株の数に応じてた発言権を所持することになります。
例えば、会社が倒産又は解散した時には、その時に残った財産の分配を受ける権利がありますが、出資額が限度である有限責任という責任を負うことになってしまいます。
ここでちょっと触れておきたいのが、今述べた「有限責任」とはどの様なものなのかということです。
「有限責任」とは、会社の倒産時等に、その会社の債権者に対して、出資額を限度として、負債の支払いを行う責任があるということを意味します。
つまり、会社の倒産時には出資したお金は消失してしまいますが、それ以上は負債の支払いを行う責任を負わないということです。
この反対に「無限責任」という言葉があり、それを簡単にお伝えするとしたら、会社が倒産等した時に、債権者に対して、負債した総額の全ての金額を支払う責任があるということを意味します。
会社が全ての債権を支払えない場合は、無限責任のある者が、自分自身の財産を手にかけてでも弁済する必要があります。
更に、無限責任のある者は、直接、債権者に対して弁済を行わなければならない責任があります。
この様に、相手に対して直接的に責任がある状態のことを「直接責任」と言います。
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